この事例の依頼主
40代 女性
相談前の状況
とにかく相手方と早く離婚がしたいということで他の弁護士に依頼していましたが,離婚調停を申立てるのに何カ月もかかったため,その弁護士を解任しご相談に来られました。とにかく離婚を早くしたい!というのが一番のご要望でした。
解決への流れ
前任の弁護士の下では調停をすることが前提になっていたようですが,調停をするよりも協議離婚をして公正証書を作成できるのであればその方が費用も安く,早く離婚ができることもあります。そこで相手方にお手紙を送り意向を確認し,相手方の気持ちも汲みながら交渉を行うという協議離婚の方針で進めました。その結果,調停をするよりも依頼者の方に有利な条件で協議離婚が出来、その内容も公正証書という形に残せました。
調停をすることでかえって解決が遅れてしまうこともあります。依頼者の方の意向や相手方の性格,状況次第で適切な手段は変わります。その選択をご自身でされるのは難しい側面がありますので一度専門家にご相談されることをお勧めします。