この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
同棲相手が出ていき別居になりました。結婚を約束していたのに、新しい交際相手がいるらしく、別れを告げられましたが、納得できません。彼と復縁したいですが、それが不可能なら損害賠償請求したいです。相手方は、内縁関係を否定した上で、安い損害賠償額を提示していますが、全然納得のいく金額ではありません。
解決への流れ
電話、面会、メールでの交渉の仕方をサポートしてもらいました。相談者としては、内縁関係があったと言ってもらい少し安心しました。初回電話相談から約1か月で和解契約が成立し、一般的な金額より高めの和解金を頂き、納得することができました。
一般的には、泣き寝入りするケースでしたが、個別の事情を聴いていくうちに、訴訟や調停にならないように交渉し、かつ、一般的な金額よりも高めの金額で和解することができると判断しました。内縁関係の成立には、婚姻意思と共同生活の事実が必要ですが、これらを証明する証拠の存在が結論を大きく左右した事案です。また、何が損害で何が損害でないのか、当事者にはわかりづらいですよね。この点も積極的に弁護士を活用して頂きたい点です。当初、見通しをたてた通りになり、弁護士としてもほっとしました。