この事例の依頼主
男性
相談前の状況
交通事故で左手に怪我をした,自営業の男性からの相談です。依頼者は,怪我によって長期間にわたり仕事ができませんでした。また,左手に後遺障害(14級)が残ったことから,治療後の業務にも支障が出ると考えられました。ところが,依頼者は確定申告をしていませんでした。そこで,損保会社は所得の損害について,十分な金額を補償していませんでした。
解決への流れ
確定申告がなかったことから,依頼者の仕事内容,手帳や帳簿の記載,領収証等から男性の実際の収入を立証しました。結果,当初の提示から500万円以上増額した金額で示談が成立しました。
確定申告が無くても諦めず,依頼者の仕事に関する全ての証拠をかき集めて,分析しました。結果,有利な示談に結びついたケースです。