この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
妊娠した主婦が、このまま出産したとき、長男と年子となることを嫌って、町の産婦人科で堕胎手術を受けた。医師は、手術は成功したと言い、患者は報酬を支払った。ところが、受精卵は、子宮外に出ておらず、卵管の間質部に留まっていたために、間質部で成長を続け、2~3週間後に破裂し、主婦は出血多量で生死をさまよった。医師は、受精卵が間質部に留まっていることを発見することは不可能であり、不可抗力だとして、責任を取ろうとせず、主婦の損害賠償請求を拒否した。
解決への流れ
訴訟で争い、勝訴した。
堕胎手術(掻爬)後の妊娠反応検査をしなかった不注意を指摘して、訴訟で争い、勝訴した。