この事例の依頼主
50代 男性
相談前の状況
相手方保険会社から提示された損害賠償額が安すぎるとしてご相談。
解決への流れ
相手方保険会社が「依頼者の症状は事故以前にかかっている病気が原因」と主張し、増額の姿勢を見せなかったため、訴訟提起。弁護士が病院に付き添い、主治医から依頼者の事故後の症状が病気との関連性が薄い旨を記載した意見書を取得。それと並行して後遺障害逸失利益(後遺障害によって失われる将来の収入)を算定し、賠償額増額の根拠として裁判所に提出。
裁判所において和解案が提示され、ご相談にいらっしゃった時点で提示されていた金額より約2000万円増額した内容で和解が成立しました。弁護士が病院に付き添い主治医にご協力いただいたこと、及び事故後の収入への影響について、法的な視点に基づいて丁寧に主張したことが、依頼者にご満足いただける形での和解につながりました。