この事例の依頼主
50代 男性
相談前の状況
当地で亡くなった方につき相当の遺産がある、相続人は亡くなった方の兄弟の子供の代となっていて、全国各地で10名超となっている、という状況でした。全相続人の連絡先を把握したりする段階で、なかなかうまく進行しない、というものでした。
解決への流れ
当事務所において、全相続人の住所を把握した上で、遺産についての意向をアンケート方式で確認しました。結果、全てを金銭化した上で、基本的に等分で分ける(ただし、手続きを先導した依頼者に傾斜配分を認める。)ことで合意が得られそうと分かりましたので、各地への郵便のやり取りでもって、遺産の払い戻し・配分を進めました。
地方に所在する当事務所では、定期的に受任する類型です。事務手続きの確実性と、単なる事務処理とはしない対応が、円滑な進行のため重要だと思います。